今回は予防医学とR-1ヨーグルトの関連について記事にしてみました。
R-1ヨーグルトを取ることによって疾病が治癒するものではありませんが、予防医学のうち”健康維持”に役立つ食べ物です。
私自身も毎日R-1ヨーグルトを取り続けて早7年以上経ちます。(2016年から飲んでます)
数年にわたって取り続けることで感じていることなども含め、今回はR-1ヨーグルトがどう予防医学に役立つのか説明していきますね。
2016年ならもう8年じゃね?
バッファ持たせて7年って言うてるんよ
R-1ヨーグルトとは?
R-1ヨーグルトは日本発の乳酸菌飲料であり、含まれている乳酸菌の一種である1073R-1乳酸菌が商品名の由来となっています。
人間の腸内細菌叢に存在する善玉菌の一つである乳酸菌Lactobacillus casei strain ShirotaがR-1ヨーグルトに含まれており、腸内環境を整えることによって健康に役立ちます。
具体的に期待される効果
では、R-1ヨーグルトを摂るとどのような効果が期待されるのでしょうか。
ここでは、以下の4つについて説明します。
- 免疫力の向上
- 便秘解消
- アレルギー症状の緩和
- 生活習慣病予防
免疫力の向上
R-1ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、毎日取り続けることで腸内に住み着き、免疫細胞との相互作用を行なうことで、免疫力を向上させる効果が期待されます。
マウスを用いた実験ですが、乳酸菌1073R-1を与えておいたマウスでは、そうでないマウスよりも、感染後の生存率が高いという結果が出ています※1。
また、私自身の経験ですが、風邪をひく頻度も減ったような気がします。まぁ、どうしても無理をしてしまった時などはインフルエンザにかかることもあるのですが(笑)
R-1を飲み始めることで健康への意識自体も上がりましたので、それで以前よりも体調を崩しにくくなったという可能性もあるかもしれません。
吉村はR-1飲んでても働き過ぎで40℃の熱出して1週間寝込んでた
便秘解消
R-1ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えることによって便通の改善に役立ちます。
また、食物繊維を含んだ食材とともに摂取することで、腸の動きを促すこともできるでしょう。
食物繊維には2種類があり、水溶性食物繊維は便を柔らかくする作用が、不溶性食物繊維には弁のかさを増す作用があります。
基本的にはどちらもお腹に良い作用がありますが、便秘の方は、不溶性食物繊維の取りすぎで便秘が悪化する可能性があることを留意しておきましょう。
穀物・いも・野菜・くだもの・きのこ類、大豆製品・海藻など、どの食品にも水溶性と不溶性の食物繊維が含まれていますが、さつまいも・ごぼう・にんじん・ほうれん草などには不溶性食物繊維が多く含まれています。
食物繊維にも種類があるらしいですね!
アレルギー症状の緩和
R-1ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、免疫力を向上させることで、アレルギー症状の緩和に役立ちます。
アレルギー反応はIgEという抗体が体内で過剰に産生されることによって起こるのですが、ヨーグルトや乳酸菌飲料によってIgEの産生が穏やかになるとの研究結果があります※2。
私自身、以前は花粉症の季節になると鼻炎が激しく、点鼻薬を手放せない状態でした。
R-1ヨーグルトを飲み始めてからはくしゃみが出たり、少し鼻がむずむずしたり、鼻が詰まっても1シーズンに数えるほどという程度に落ち着いた実感があります。
花粉症の症状は体調などにもりますが、個人的にはR-1を飲み始めてから花粉症の季節がとても楽になりましたね。
以前が酷過ぎて、今も多少はズビズビしてるで
生活習慣病の予防
R-1ヨーグルトに含まれる乳酸菌によって腸内環境を整えられると、生活習慣病の予防がされるでしょう。
ヨーグルトの摂取は、高血圧や2型糖尿病の改善に役立つと研究結果があります。
2型糖尿病は、体内で血糖値が上がった時に分泌されるインスリンというホルモンが効きにくくなる(インスリン抵抗性が上がる)ことによって起こる病気ですが、ヨーグルトにはインスリン抵抗性を改善する効果があるといわれているのです※3。
取り方のポイント
毎日の健康を支えるのに役立つR-1ヨーグルトですが、次は私がR-1ヨーグルトを取る上で注意しているポイントについて紹介します。
あくまで個人的な工夫なので、参考程度に留めておいてください。
夕食後に取る
夕食後、胃に食べ物がある状態で取るようにしています。
寝ている間に乳酸菌が働いてくれるらしいです。
以前、何かの記事で朝の起床後など、胃が空っぽの時に飲むと胃酸で乳酸菌が死んでしまうと読みましたので(笑)
毎日、デザート感覚で夕食後に取るようにしています。
はちみつと一緒に取る?取らない?
はちみつには殺菌作用があるため、ヨーグルトに混ぜると乳酸菌の半分近くかそれ以上が死んでしまうという研究結果を見たことがあります。
確かに混ぜると美味しいのですが、健康効果を期待してR-1ヨーグルトを取るのなら、避けた方が良いでしょうね。
※2024年5月追記
最近でははちみつの中には乳酸菌がいることや、乳酸菌は死んだ後も役に立つという報告があるようです。
一緒に食べても大丈夫そうですが、気になる方はハチミツとは別で食べたほうが良いかと思います。
吉村は疑り深いから、かけてもメープルシロップや
メープルは砂糖不使用のR-1(食べるタイプ)に合うよ
添加物を避けたいならプレーン味の食べるタイプ
あまり気にし過ぎる必要はないかもしれませんが、少しでも添加物が気になる方はプレーンタイプの固形タイプが良いかもしれません。
飲むタイプと食べるタイプで含まれる成分が多少違いますので、気になる方は一度確認してみましょう。
飲むタイプには香料や酸味料が含まれているのですが、食べるタイプのプレーン味は添加物が控えめだったと思います。
7年以上飲んでいる体験談
私の場合は風邪を引きにくくなった気がする、花粉症がマシになった気がする、健康そうなうんちが毎朝出るなどなどです。
とはいっても、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠や休息をとれているのが前提です。
生活習慣が疎かになったら普通に体調崩しますので、あくまで補助ですね…(笑)
肌がキレイになった感じもありますが、こちらも洗顔を水洗いにしたり、腸内環境を意識したりといった生活全般的な工夫のおかげかも、と思っています。
一番からだにいいのは毎日ナチュラルに暮らすことな気がする
某もたまには山帰ろうかな
まとめ
以上のように、R-1ヨーグルトと予防医学を組み合わせることで、様々な健康効果が期待できます。
健康な生活を送るために、積極的に取り入れてみることをおすすめします。
「毎日R-1買うほど腸活はできない!」という方は、水で腸活を意識することができますので、よかったら↓もご覧ください。
効果が出るまでの話はこちらにまとめてます。
参考文献・おまけ
※1参照:乳酸菌1073R-1株試験結果(3)
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/03/
※2参照:ヨーグルト・乳酸菌飲料摂取によるアレルギーの発症抑制
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/55/11/55_KJ00004454069/_pdf
※3参照:ヨーグルトが心血管疾患リスクを低下 糖尿病リスクも減少
https://dm-net.co.jp/calendar/2018/027810.php
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