バイオ系人材向けWebライターのなり方

webライティング

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こんにちは、医療ライターをしている吉村です。

食品業界や医薬品業界など安泰といわれてきた業界でも「個人の力」「副業」という言葉を聞くことが増えましたね。

未来への不安や、より自由な人生にしたいと思う方も多いかと思いますので、私なりに発信してみようと思いました。

私自身は医薬品開発や研究補助の仕事を経て、ほぼノースキルのライターとして独立し、今は医療ライターとして独立6年目を迎えます。

このスタイルに辿り着くまで時間がかかりましたが、バイオ系の方なら、

ヘルスケアや健康、人によっては医療を専門としたライター活動で比較的すぐ副業として成り立たせることができるかもしれません。

今回はバイオ系理系人材の方向けに、webライターのなり方を説明していきます。

ライター自体にはすぐなれる

特に必要な資格などはないため、極論「ライターをしています。」といえばそれでなれます。

難しいのは、ちゃんと生活が成り立つように仕事を獲得していくことですね。

必要なスキルは2つ

ライターとして生活や収入として成り立たせていくには、仕事を獲得するスキル仕事をやりきるスキルの2つが必要です。

まぁ、どんな仕事でも個人で仕事をしていくには必要なものですが。

それぞれみていきましょう。

仕事を獲得するスキル

仕事を獲得するには、仕事獲得に繋がる場所を知ることポートフォリオの準備の2つが必要です。

仕事獲得につながる場所はこちら

最初のうちは、以下のようなクラウドソーシングサイトから仕事の受注が可能です。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • ココナラ

これらはweb上で仕事を受けるのにあたって、初心者さん向けのサイトです。

実際にはランサーズやクラウドワークスでは、公募されているライティング案件に自分で応募する形式に、

ココナラでは自身のスキルとして出品して、応募を待つような形になります。

新型コロナの流行でリモートが一般的なり、現在では主流の仕事獲得方法です。

また、以上のサイト以外だと、以下のような場所でも仕事の受発注が行われています。

  • X
  • Linkedin
  • Indeed
  • Wantedly
  • YOUTORUST

Xではライターさんやディレクターさん(複数のライターを取りまとめるような役職)のアカウントで仕事が募集されている場合があります。

Linkedinはビジネス色の強いSNSなので、お仕事の受発注だけでなくヘッドハンティングも起こります。

WantedlyとYOUTRUSTはビジネス版のマッチングアプリですね。

ただし、仕事を受注するにあたって、ポートフォリオの準備が必要になります。

次項で説明しますね。

ポートフォリオの準備

ライター業でいうポートフォリオとは、仕事の実績のことを指します。

いってしまえば、納品物の例になるものですね。

もちろんライター未経験の場合はそんな大それた記事じゃなくて大丈夫です。

一番手軽にできるのはグーグルドキュメントやnoteなどで試しに記事を書いて、それをポートフォリオに営業をすることです。

少し本格的にする方は、レンタルサーバーを契約して自分のブログを立ち上げて、そのブログに自分の記事を投稿するとよいでしょう。

ちなみに私は後者のブログ開設パターンでした。

長期的な目線だと、ライターとして専業で活動していくにあたり、信用の面で自分のブログはあったほうが良いです。

仕事をやりきるスキル

実際に仕事が取れたあとは、お客様の希望に沿う形でライティングをしてくことが大切になります。

ここでは最初のうちはどんなお仕事があるのか説明していきます。

記事コンテンツの執筆担当

ライティングの仕事の一連は以下の通りです。

  1. キーワード選定・テーマ選び
  2. 記事構成の作成
  3. 執筆

最初は3の執筆だけを担当することがほとんどです。

できた構成を渡されるところからスタートすることが多く、構成にある見出しに沿って、本文を200~300文字ずつ埋めていくような作業になります。

記事の全体像が見えていて、書いてほしい情報も明確になっているため、見出しに沿ってリサーチをすれば書けていくでしょう。

文字起こし

占いやインタビューなどの音源データを渡されて文字起こしをしていく作業も、ライター未経験ができる仕事です。

根気は必要になりますが、未経験にしては文字単価はそこそこ良かったりします。

私は過去に5000文字ほど文字起こしをして、10,000円ほどの報酬をいただいたことがあります。

SEOライティング

SEOとは 「Search Engine Optimization」の頭字語をとったものです。

日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれ、グーグルの検索結果で自分のwebページを上位に表示させるスキルのことです。

webライターとして最初に身につける方が多い基本的なスキルで、バイオ系の方も最初に見つけておいたほうが良いスキルです。

仮にグーグルの検索結果で上位に表示させることができれば、一度の記事制作で、以降は大きな労力なしに、そのページが営業活動をしてくれることになります。

執筆段階ではどのようなキーワードを含めるか、情報を取り扱うかでSEO対策が可能です。

キーワード選びや構成の段階で、SEO対策になるキーワードはわかるはずなので、受注のタイミングでお客様に聞いておくとよいでしょう。

さらに稼ぐために必要なこと

ここまではライター未経験の方に向けて一般的なことを説明していました。

そのため正直にいうと、あまり単価は高くありません。

1文字1円が相場だと思いますので、3000文字書いても3000円です、時給換算するとアルバイトよりも少ないことも…。

ただし、それじゃあやる意味がないのかというとそうではありません。

ちゃんとその先には広がっている未来がありますので、それらを紹介しますね。

ここからは理系人材(バイオ系)の方だからこそできる、単価アップの方法について紹介します。

専門性を活かす

ライター業においても、なんらかの専門領域があると強いものです。

バイオ系の方であれば、ヘルスケアや健康に関する記事がそれにあたります。

専門性を活かして、なおかつSEOライティングもできるとなれば文字単価は5円ほどになります。

3000文字書いて15,000円の報酬なので、14本納品できれば月収20万円を超えますね。

薬機法の表現を学ぶ

健康食品や化粧品などの記事を担当しようとすると「薬機法(旧薬事法)がわかる方」という条件を見かけるようになります。

健康食品や化粧品の記事は広告となる場合がほとんどで、それらで用いられる表現には薬機法の規制がかかります。

どういうことかというと、医薬品は動物実験や治験で有効性・安全性が確認されたものですが、

これらの試験を経ていない健康食品や化粧品で、医薬品のような効果があると読者に思わせるとNGなわけです。

そのような広告表現をさせないために、薬機法という法律で定められています。

この薬機法の表現を意識したうえで文章を考えることができるというのも、ライターとしてのスキルになります。

案件の形式にもよりますが、文字単価で表す5円以上になることが多いでしょう。

セールスライティングを学ぶ

勘の鋭い方には、ライティングにも色々な種類があるということが伝わってきたかと思います。

セールスライティングは、売上アップに繋げることを意識した文章テクニックのことで、人の気持ちを動かすための書き方のことです。

広告の文章を考える場合には必須なスキルです。

もともとの商品設計自体も大切ですが、文章による伝え方もとても大切です。

ライティングを依頼する人の心理には、その深層に「売上を上げてほしい」というニーズがあるものです。

それを直接叶えることができれば、報酬も非常に高くなります。

ランディングページ(LP)という縦長の販売ページだとライティングだけで20万円以上になることが多いです。

Webマーケティングを学ぶ

セールスライティングでも説明した通り、お客様の深層心理には売上アップがあります。

売るための戦略全般を考えるWebマーケティングを学ぶことで、よりお客様の力になれるでしょう。

いわば、SEOライティングやセールスライティングも、マーケティングの一環です。

お客様のご依頼に対して「Aという目的のためならライティングよりも〇〇がいいですよ」と別の提案が可能になることもあります。

これによって、より信頼を得られやすくなることもあるでしょう。

医療広告ガイドラインを学ぶ

医療機関が出す広告には、医療広告ガイドラインというルールが適用されます。

ガイドラインを遵守して医療広告を出すことで、患者さんの健康被害発生を防ぐ狙いがあります。

薬機法よりは少しマイナーな印象のスキルですが、医療機関からの仕事を受けるとなれば必要なもので、単価としても薬機法と同じくらいに上がります。

スキルを掛け合わせていく

より上級な話ですが、これも未来が広がるお話なので説明しますね。

ここまで紹介したようなスキルを掛け合わせていくことで自分にしかできない価値提供ができるようになっていきます。

例えば、薬機法×セールスライティングで、守りの広告表現だけでなく、読者に響く言葉選びができるでしょう。

医療機関のクライアントに対しては、医療広告ガイドライン×SEOライティングでWebサイトのより信頼性のあるものにしたり、Webマーケティングで届くべき人に医療情報を届けたりできます。

他の方はこちらも読まれています。

まとめ

ライターの収入は会社の給料とは違って、指数関数的に上がっていくものです。

気になる方は実際にグーグルドキュメントなどで記事を書き出してみてはいかがでしょうか。

記事ボリュームの関係でSEO対策の詳しいことなど割愛している部分もあります。

気になる方はお気軽にご連絡くださいませ。

吉村友希
連絡先:higher.than.sky7474@gmail.com

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最後に、手前味噌ですみませんが、私が講師をさせていただいているライタースクールを紹介しますので、気になる方は無料相談など、お気軽にどうぞです。

※お申し込みの際は「吉村のページを見ました」と一言添えてもらえると幸いです。

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