こんにちは、 医療ライターの吉村です。
医療ライターとして活動し、AGA(男性型脱毛症)に関する記事だけで今まで約40記事ほど書いてきました。
AGAの治療は自由診療。webマーケティングがされていることもあり、web上の記事がとても多いです。
進行性の病気だから早めの対処が必要というのに、似たような記事が多くてAGAや治療について理解するのに時間と労力が必要って、どうなんだろう。。
と思って、今回は今まで100記事以上のAGA記事を読んできた私が、AGA治療の初動を早くするための情報をまとめました。
少しでも良い生活を送るためのきっかけになれば幸いです。それではどうぞ。
※この記事はPRを含みます。
無料相談を受けているクリニック様と提携できたため、記事の末尾にリンクを設置しています。
まずはAGA専門のクリニックで診察を受けること
AGAは遺伝や生活習慣、他の疾患などが原因で起こる進行性の脱毛症です。
どういった症状があればAGAと言い切れるか、自己判断は難しいため、不安を感じる場合はAGA専門のクリニックで診察を受けることをおすすめします。
診察自体は一般的な皮膚科でも可能です。近隣にAGA専門のクリニックがない方は皮膚科でも良いでしょう。
AGA専門のクリニックが良い理由としては、AGAの治療実績が多い確率が高く、取り扱っている薬の種類が多い傾向にあるからです。
また、医院によっては無料でカウンセリングを実施しているところもあります。
AGA治療では継続的に薬を使用する必要があるため、少しでも費用を安くできるジェネリック薬品などを取り扱っているクリニックで治療を開始すると良いでしょう。
検査内容
AGAに関する検査には、血液検査やマイクロスコープによる頭皮の状態を見ることなどが行われます。
血液検査では、薄毛の原因がAGA以外にないかどうかや投薬治療にが可能かどうかなどを調べることができます。
また、医院によっては別料金になるかもしれませんが、遺伝子検査によって遺伝的な要因でAGAが起こっているかどうかを確認することがあるでしょう。
薄毛の原因がわかったら適切な対処をする
検査の結果、AGAじゃなかったという方もおられます。
例えば、ストレスによる円形脱毛症や、頭皮環境や食生活が乱れていることから脂漏性皮膚炎となり掻きむしってしまうことなど、他の要因で薄毛や抜け毛が起こっている場合もあります。
診察や検査を受けることで薄毛・抜け毛の原因がはっきりとするはずなので、それぞれに合った対処法を取ると良いでしょう。
私が様々なAGA記事を拝見したところ、AGA以外の脱毛症の多くは食生活を正すことや生活習慣を見直すことで改善されそうな印象です。
脂質や糖質が多い食事、ストレスの多い生活、短い睡眠時間、運動不足などが頭皮や髪の毛に悪影響を与えるようです。
検査の結果AGAだったら
AGAだった場合には大きく2つ考えることがあります。
治療をするのかしないのか、そして、治療をする場合はいつまで治療を続けるのか、です。
治療をするのかしないのか
残念ながら、AGAを根治させる方法は2024年2月現在で存在しないようです。
治療といっても、薬などによって進行を遅らせることが実際のところですね。。
「AGAは発症したら終わり」と言われるのはこれが理由です。
髪の毛がある状態を維持したい方の場合、内服薬や外用剤などの薬で治療をすることが多いでしょう。
この場合は効果が現れるまでに早くても3ヶ月、一般的には6ヶ月、長くて1年近くかかると様々なクリニックサイトでいわれています。
薬を使わない方法では、頭皮に栄養成分を注入する方法や植毛などの手段もあります。
これらの方法は薬による治療よりも費用が高額になりますが、飲み忘れのリスクがなかったり、治療効果に違いがあったりします。
どの治療方法を選ぶか迷った場合には、長期的なスケジュール(1年以上)で治療に取り組むことを考えるとどうか?を考えると、コスパがわかりやすくなるでしょう。
考えた上で「効果が出るまでに時間がかかるなら治療はしなくても良いか」「生えたとしてもその状態を維持するのにもお金がかかるのか…」と思われたなら、治療をしないというのも良い選択だと思います。
いつまで治療を続けるのか
AGAは治療をしても進行し続ける病気です。
そのため、厳密なことを言っていまえば治療に終わりがありません…。
「周りの友達も薄毛になってきたしもういいか」
「娘の結婚式までは治療を続けよう」
「治らないのなら治療費を別の好きなことに使って幸せに生きよう」
このように、AGA治療は個人によって感じ方が異なる部分かと思います。
自分の中でゴールを持っておかないと必要以上にお金を使ってしまって後悔することになるため、治療を終えるタイミングを治療開始時に明確にしておいた方がよいでしょう。
「AGAかも?」と思った時のNG行動3つ
ここでは3つ紹介します。
放置・個人輸入・自己治癒、いずれも医師の言うことを聞かないと不利益を被ることになると思います。
放置する
薄毛が気になる場合は、頭皮や健康を損なう生活習慣や何らかの問題がある可能性が高いです。
繰り返しになりますが、食生活が良くない・睡眠が短い・ストレスが多い・運動不足な生活を送っているなど。
これらは薄毛だけでなく他の病気にも繋がる要素です。
診察を受けないにしても、生活習慣の見直しはしておいた方が良いでしょう。
自己判断でAGAの治療薬を個人輸入する
AGA記事をたくさん書いてきて一番怖くて驚いたのが個人輸入です。
AGA治療薬、実は個人輸入をしようと思えばできてしまうみたいですね。。
個人輸入は以下のようなリスクがあります。
・有効成分が入っていない
・有害な成分が入っている
・健康被害が起こっても救済制度を利用できない
・AGAではないのにAGA治療薬を使うと毒でしかない
クリニックや医院で処方を受ける場合と比べて安く済むことから、個人輸入に手を出してしまう方がいるそうです。
いくら安いから、ネットで自分の都合で購入しやすいからといっても、一番危険な方法では、と感じます。
どんな健康被害につながるかわからないし、もしかしたら後遺症が残るかも。
目先の数千円をケチって個人輸入をした結果、取り返しのつかないことになる可能性があるなんて辛すぎます…。
費用が気になる方はジェネリック医薬品を取り扱っているクリニックをおすすめします。
ジェネリックは先発品と効果が同等とされているものの、開発費用が多くかかっていないため、安価に購入することが可能です。
自己治癒に励む
多くの記事を読んできましたが、「薄毛の原因がAGAだった場合は自力で治すことはできない」と答えているクリニックが全てだったと記憶しています。
サプリメントで育毛を謳っているものもありますが、あくまで健康促進・栄養補給のため。
AGA治療には、治療薬を使用する必要があると考えておきましょう。
まとめ
AGAを疑う場合、まずはAGA専門のクリニックで診断だけでも受けたほうが良いでしょう。
薄毛・抜け毛の原因がAGAでないにしても、原因を突き止めることが先決です。
AGAが進行してからだと育毛のための毛母細胞が残っておらず、治療効果が望めない場合もあります。
気になる方は、まず薄毛の無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
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